コロナウィルス感染症により社会が慌ただしくなってからDX化という言葉をよく耳にするようになりました。ただ、その事例等をみるとたいていは大企業がほとんどです。
こういうものを見て「うちには関係ない」、「自分の会社ではできない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませせん。しかし、DX化は小さい会社にも実はできるものです。
小さい会社のDX化の成功事例
事業には、集客 営業 納品 集金の4つのフェーズがあります。これらを自動化するのがDXです。言葉ではわかりにくいと思うので、具体例を挙げます。その代表例がジャパネットです。今では大きな企業ですが、最初はどこにでもある地方の中小企業でした。またITに詳しい人材が社内にいたわけでもありませんでした。
ジャパネットは少子高齢化という社会の変化に着目しました。あるとき、ご高齢の方が、日常生活においてテレビをよく見ることに気がつき、今後そのような方がさらに増えていくと予想しました。そこから対面での今までの販売手法を見直し誕生したのが、今のサービスです。このサービスでは、営業マンが各フェーズに介在しません。
コロナ禍でも消費者は欲しいものを求めて日々検索している
この点、今はどのような社会の変化があるでしょうか。それはグーグルやヤフーなどインターネットでの検索です。インターネットが普及し、人々は毎日欲しいものややりたいことを探すために日々検索しています。
コロナウィルス感染症による影響により対面でのやり取りが厳しくなり、この検索を全人類が慣れ親しんだのがこの1年ではなかったかと思います。そうなると、検索に引っかからなければ商売にならない時代の到来でします。これはジャパネットのときの社会の変化のインパクトは大きいといえるでしょう。
DX化で最低限必要なものはHP
DX化は、インターネットという社会の中でどのようにお店を開いて、サービスや商品を必要としている人にどのようにたどり着いてもらうか、というところから始めないといけません。 具体的には、ネットでお店を作る意味でHPも必要です。HPは会社案内としてのHPではありません。お客様が商品を見つけやすくすると同時に、買いやすくするためのHPです。そのための工夫として商品にスポットライトあてたLPも合わせて作成するとよいでしょう。
DX化に企業規模関係ありません。専門的な人材が必ずしもいなくてもできます。ネット上での仕掛けを実行する勇気があればDX化はできます。ぜひ参考にしてみてください。
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